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カテゴリー別アーカイブ: 日記

「家族制度」と「現代社会」のミスマッチ

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

家族のあり方が多様化する中で、

日本では夫婦同姓制度、

韓国では夫婦別姓制度をめぐる議論が

続いています。

一見すると正反対の制度を持つ両国ですが、

実は共通した課題を抱えています。

韓国では、儒教の影響から

「親から受け継いだ姓は変えない」

という考えが根付いており、

結婚しても夫婦はそれぞれの姓を名乗る夫婦別姓が

伝統となっています。

しかし一方で、子どもは父親の姓を継ぐのが一般的であり、

父系中心の家族観が現在も色濃く残っています。

近年は女性の社会進出や核家族化が進み、

育児や介護において母方の家族が

大きな役割を果たす家庭も増えています。

そのため、伝統的な父系家族制度と

現代の家族の実態との間にズレが生じていることが

指摘されています。

法律上は子どもに母親の姓を与えることも可能ですが、

実際の利用は少なく、

慣習の壁は依然として高いようです。

一方、日本では夫婦同姓が法律で定められており、

結婚時にはどちらか一方が改姓しなければなりません。

しかし共働き世帯の増加や価値観の多様化により、

改姓に伴う手続き負担や仕事上の不便さなどが

議論されています。

制度は異なっていても、韓国も日本も共通しているのは、

長年続いてきた家族制度や伝統と、

現代のライフスタイルとの間に

ギャップが生まれていることです。

家族の形が変化する中で、伝統を大切にしながらも、

時代に合った制度をどのように築いていくのか。

両国の議論は、これからの家族のあり方を考える上で

興味深いテーマといえるでしょう。

少子化とSNSの問題

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

少子化の要因としては、

経済的な不安や子育て環境の問題がよく挙げられます。

しかし近年では、スマートフォンやSNSの普及による

若者の生活スタイルの変化も、

出生率低下に影響しているのではないかとの指摘が増えています。

SNSは便利なコミュニケーションツールですが、

その一方で若者が直接会って交流する機会を

減らしている可能性があります。

スマートフォンの利用時間が増えることで、

友人との外出や新たな出会いの機会が減り、

恋愛や結婚につながるきっかけも

少なくなっていると考えられています。

また、SNS上では他人の華やかな生活や

理想的な恋愛・結婚生活が目に入りやすく、

自分と比較してしまうことで、

結婚や子育てに対して慎重になる傾向も

指摘されています。

2026年に発表された海外の研究では、

スマートフォンやSNS環境が

早く普及した地域ほど出生率の低下が

大きい傾向が確認されたと報告されています。

さらに韓国では、若者の対面交流が

過去20年間で半減しており、

これが少子化の背景の一つとして議論されています。

もちろん少子化の原因は一つではありません。

経済的な問題や働き方、住宅事情、価値観の変化など、

さまざまな要因が複雑に関係しています。

ただ、少子化を考える上では、経済面だけでなく、

人と人とのつながりや出会いの機会がどのように

変化しているのかにも目を向ける必要がありそうです。

工業高校離れ

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

近年、全国的に「工業高校離れ」が

加速しています。

しかしその一方で、製造業や建設業、

インフラ業界では深刻な人材不足が進行しており、

日本社会は大きな矛盾を抱えています。

2026年度入試では、全国の公立工業高校で

39都道府県が定員割れとなりました。

5年前と比べると志願者数は約14%減少しており、

「普通科進学」が主流になっています。

高校授業料無償化の影響もあり、

私立普通科へ進む流れが強まっています。

しかし現実の社会では、ものづくり人材の価値は

むしろ上昇しています。

工業高校卒業者への求人倍率は

2025年時点で31.9倍と過去最高水準となり、

高卒全体平均の7倍超。

企業側は「現場で働ける若手」を確保できず、

2040年には工業系人材が91万人不足するとの

推計もあります。

特に地方では影響が深刻です。

工場やインフラを支える現場人材が減少し、

技術継承や地域産業の維持そのものが

難しくなりつつあります。

さらに興味深いのは、工業高校卒業者は

離職率が低いという点です。

3年以内離職率は16.3%と、

高卒全体の約38%を大きく下回っています。

つまり、「安定して長く働ける職種」が多いにもかかわらず、

その魅力が十分伝わっていないのです。

AI時代になるほど、実際に設備を動かし、整備し、修理し、

現場を支える「代替しにくい技術」の重要性は高まります。

文部科学省も2026年度から、

専門高校改革のための基金を活用し、

最先端設備の導入やカリキュラム改革を進める方針です。

「とりあえず大学に進学」から

「どんな技術を持つか」が重要な時代へ。

工業高校や専門教育の価値を、

社会全体でもう一度見直す時期にきているのかもしれません。

変わる警察学校

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

深刻な採用難を背景に、

警察庁は若手確保のため

警察学校の「髪型・外泊・スマホ制限」の緩和を

決定しました。

これまでの厳格な「教場」のイメージを刷新し、

全国の都道府県警でルールの見直しが

進められています。

優秀な警察官の確保に向けた緊急対策プランに

基づき、以下の見直しが進んでいます。

1.髪型・身だしなみの緩和

かつての過度な短髪やツーブロック、

スキンヘッド禁止といった厳しい制限から、

時代に即した自由度のある身だしなみへの

見直しが行われています。

2.スマホ・プライベートの制限緩和

これまで厳しく制限されていた

スマートフォンの使用や、

外泊・外出ルールが緩和され、

個人のプライベートな時間が

確保しやすくなりました。

3.厳しいイメージの刷新

「警察学校は厳しそう」という志望段階での

不安を軽減し、新人警察官が訓練に

集中できる環境作りが進められています。

採用難から、すでに一部の都道府県では

髪型・長さの自由度をアップさせるなどの

先行的な見直しが実施されています。

今後は全国の警察学校でこの動きが

本格化する見通しです。

警察官は規律や統制が求められる職業であり、

人々の安全と命を守るという重要な使命を

担っています。

一方で、近年は個性や多様な価値観を

尊重する社会へと変化しており、

若い世代の働き方に対する考え方も

大きく変わっています。

今回の見直しが、警察官として

必要な規律や責任感を維持しながらも、

時代に合った職場環境づくりにつながり、

優秀な人材の確保と国民の安全を支える

組織づくりの両立につながることが

期待されます。

「働く老後」が当たり前の時代へ

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

日本経済新聞は、高齢者の求職者数が

過去最多となっている現状を報じました。

背景には深刻な人手不足だけでなく、

長寿化や物価高による生活費の上昇があります。

近年は食料品や光熱費など

生活に欠かせない支出が大きく増加しています。

一方で公的年金だけでは十分な生活費を

確保することが難しい世帯も多く、

老後の生活資金を補うために

働く高齢者が増えています。

もちろん、働く理由はお金だけではありません。

健康維持や社会とのつながり、

生きがいを求めて仕事を続けたいと

考えるシニアも増えています。

こうした意識の変化も、高齢者の求職増加を

後押ししています。

政府も高齢者の就労を促進する方向へ

舵を切っています。

2026年4月には、働きながら年金を受給する人の

「在職老齢年金」の支給停止基準額が

月額51万円から65万円へ引き上げられました。

これにより、年金減額を気にして収入を抑える

「働き控え」の解消が期待されています。

一方で、定年後の賃金低下や経験を活かせる仕事の不足など

課題も残されています。

企業には年齢だけで判断するのではなく、

豊富な経験や知識を活かせる環境づくりが

求められています。

高齢者の求職者数が過去最多となった背景には、

人手不足だけでなく、物価高や長寿化という

社会の大きな変化があります。

「老後は引退」という時代から、

「元気なうちは働く」という時代へ。

日本の働き方は大きな転換期を迎えています。

太りにくい体は「いつ食べるか」で決まる?

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

健康やダイエットというと、「何を食べるか」に

目が向きがちですが、

近年注目されているのが「いつ食べるか」

を重視する『時間栄養学』です。

私たちの体には「体内時計」が備わっており、

消化・吸収・代謝などの働きをコントロールしています。

そのため、食事の時間が不規則になると体内時計が乱れ、

肥満や睡眠不足、体調不良につながることがあります。

今回は、体内時計を味方につける食事のポイントを

ご紹介します。

体内時計は24時間より少し長いため、

放っておくと毎日少しずつズレていきます。

このズレを修正するのが朝の光と朝食です。

特に内臓の体内時計は朝食によって

活動モードへ切り替わり、

代謝のスイッチが入ります。

また、以前ご紹介した「血糖値スパイラル」

を防ぐ観点からも朝食は重要です。

朝食を抜くと昼食後の血糖値が急上昇しやすくなり、

脂肪を蓄積しやすい状態を招きます。

実際に朝食を食べない人は、

朝食をしっかり食べる人に比べて体脂肪が多く、

筋肉量が少ない傾向があることが報告されています。

さらに脳の働きも活性化し、

仕事や学習の効率向上も期待できます。

体内時計を整えるうえで意識したいのが、

朝食から夕食までの時間です。

理想は

「朝食から12時間以内に1日の食事を終える」こと。

例えば朝7時に朝食を食べた場合は、

夜7時までに夕食を済ませるのが理想的です。

そうすることで、残りの12時間は

胃や腸を休ませることができ、

睡眠の質の向上や脂肪の蓄積予防につながります。

一方で、夜遅い食事は注意が必要です。

夜になるとBMAL1(ビーマルワン)という

脂肪を蓄積しやすくするたんぱく質が増えるため、

特に21時以降の食事は太りやすいといわれています。

どうしても帰宅が遅くなる場合は、

17〜18時頃におにぎりやパンなどの軽食を食べておき、

帰宅後は主菜や野菜を中心に食べる「分食」

がおすすめとのこと。

体は夜になるほどエネルギーを消費しにくくなり、

脂肪を蓄えやすくなります。

そのため、理想的な食事量の割合は「朝4:昼3:夕3」。

朝食をしっかり食べて活動エネルギーを確保し、

夕食はやや控えめにすることで、

体内時計に合った食生活が実践できます。

甘いものを食べる場合も、できるだけ日中に楽しみ、

夜は控えることがおすすめです。

どれだけ栄養バランスの良い食事をしていても、

食事時間が毎日バラバラでは体内時計が乱れてしまいます。

体内時計を整えるためには、

「朝食を食べる」

「朝食から12時間以内に夕食を終える」

「毎日なるべく同じ時間に食事をする」

の3つを意識することが大切です。

健康づくりやダイエットは、

特別なことを始めるよりも生活リズムを整えることが

近道かもしれません。

今日からまずは、朝食の時間と夕食の時間を

見直してみてはいかがでしょうか。

「死後離婚」が再び増加

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

近年、「死後離婚」が再び増えています。

正式には「姻族関係終了届」といい、

配偶者が亡くなった後に

義父母や義兄弟姉妹などとの法律上の関係を

終了させる手続きです。

2010年代には制度が広く知られたことで

利用が急増しましたが、

近年の増加には別の背景があります。

それは、団塊ジュニア世代が50代に入り、

配偶者と死別する人が増えていることです。

一方で、その親世代は75歳以上となり、

介護や生活支援が必要な時期を迎えています。

そのため、

「夫を亡くした後に義父母の介護問題に直面する」

ケースが増え、死後離婚を選択する人が増加している

と考えられています。

【死後離婚の主なメリット】

・義実家との関係に区切りを付けられる

・精神的な負担を軽減できる

・義父母の同意は不要

・遺産相続や遺族年金への影響はない

【子どもや孫への影響は?】

死後離婚をしても、

子どもや孫と祖父母との血縁関係は変わりません。

将来、祖父母が亡くなった場合の

代襲相続の権利も残ります。

また、親が旧姓に戻っても子どもの姓は

自動では変わりません。

ただし、義実家との関係が悪化すると、

祖父母との交流や経済的支援が

受けにくくなる可能性はあります。

かつての「家」のつながりを重視する価値観から、

「配偶者の死後の人生は自分で選びたい」

という考え方へと変化しています。

死後離婚の増加は、介護問題だけでなく、

日本人の家族観の変化を映し出す

社会現象と言えるでしょう。

パーソナルトレーニングの事故に注意

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

かつてはアスリートが利用するイメージの強かった

パーソナルトレーニングですが、

近年はダイエットや健康維持を目的に

一般の方にも広く利用されるようになっています。

その一方で、消費者庁の調査委員会は5月27日、

パーソナルトレーニング中の事故に関する報告書を

公表しました。

報告書によると、

直近7年間で少なくとも196件の事故が発生しており、

トレーナーの知識や経験不足が一因と指摘されています。

事故のうち41%は治療に1カ月以上を要するもので、

腰や股関節のケガが多い傾向にあります。

利用者の年齢や運動経験、基礎疾患の有無などに応じた

適切な運動メニューが選ばれず、

過度な負荷がかかることで事故につながるケースも

あるようです。

また、「結果を出したい」

「高額な契約をしているから頑張らなければ」

という心理から、痛みや違和感があっても

中止を申し出にくいことも事故の背景にあるとされています。

パーソナルトレーニングは健康づくりに役立つ一方で、

無理をすればケガにつながることもあります。

トレーナー任せにせず、自分の体調や体力に合わせて取り組み、

違和感を覚えたら遠慮なく伝えることが大切ですね。

巧妙化する劇場型詐欺

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

今回は、これまでにもお話ししてきた

「特殊詐欺」についてです。

「自分は大丈夫」と思っていても、

近年の詐欺は非常に巧妙化しており、

誰もが被害に遭う可能性があります。

実際に被害額は年々増加し、社会問題となっています。

そこで今回は、特殊詐欺の最新の手口や、

新たに始まる被害防止対策について

ご紹介したいと思います。

近年、特殊詐欺の手口はますます巧妙になっています。

中でも増加しているのが「劇場型特殊詐欺」です。

警察官、弁護士、金融機関職員など複数の人物を

犯罪グループが演じ分け、被害者を信用させて

多額の金銭をだまし取る手口です。

「口座が犯罪に利用されている」

「資産を保護するために別の口座へ移してください」

「被害金を回収できます」などと次々に連絡を取り、

被害者に考える時間を与えません。

中には1人で数億円から10億円以上の

被害に遭うケースも発生しています。

こうした犯罪が増える背景には、

犯罪グループが事前に資産状況や家族構成を調べ、

一人ひとりに合わせたシナリオを

作成していることがあります。

さらに偽の身分証やウェブサイトを使い、

本物だと思わせる技術も高度化しています。

一方で、警察庁と金融機関は対策を強化しています。

本日6月1日からは、

警察庁と一部の主要金融機関が連携し、

特殊詐欺の被害金を迅速に追跡・凍結する

新たな仕組みの運用が始まりました。

これまで郵送で数日から数週間かかっていた

口座照会が大幅に短縮され、

被害金の凍結や回復につながることが期待されています。

しかし、どれだけ制度が整備されても、

被害を完全になくすことはできません。

最も大切なのは、「自分にも起こり得る」と

認識することです。

警察や銀行を名乗る電話であっても、

その場で判断せず、一度電話を切って公式窓口へ確認する。

お金や口座の話が出たら家族や第三者へ相談する。

その一歩が被害を防ぎます。

特殊詐欺は高齢者だけの問題ではありません。

SNS型投資詐欺やロマンス詐欺など、

幅広い世代が狙われています。

犯罪の手口を知り、最新の対策を理解し、

周囲の人と情報を共有すること。

それこそが、私たち一人ひとりにできる

最も有効な防犯対策ではないでしょうか。

夏の暑さに備える

皆様こんにちは
奈良市富雄の行政書士 松岡です。

最近、「暑熱順化(しょねつじゅんか)」

という言葉を耳にする機会が

増えていませんか?

暑熱順化とは、体が暑さに慣れ、

熱中症になりにくい状態へ

変化していくことです。

暑い環境に少しずつ体を慣らすことで、

汗をかきやすくなり、

体温調節がスムーズになります。

暑熱順化が進むと、

次のような変化が起こります。

・体温が上がる前に汗をかきやすくなる

・汗に含まれる塩分が減り、

  体内のミネラルバランスが崩れにくくなる

・心拍数や体温の急上昇を抑え、

  体への負担を軽減できる

つまり、「暑さに強い体」へ近づいていく

イメージです。

個人差はありますが、

ウォーキングや入浴などを続けることで、

約1〜2週間ほどで効果が現れると

されています。

ただし、暑熱順化の効果は

永久ではありません。

数日〜1週間ほど涼しい環境で過ごすと、

体は再び暑さに弱くなってしまうため

注意が必要です。

本格的な夏を迎える前の5月〜6月頃から

次のようなことを始めるのが

おすすめとのことです。

1.運動をする

ウォーキングや軽い筋トレなど、

少し汗ばむ程度の運動を1日30分ほど、

週3〜5回行います。

2.湯船につかる

シャワーだけで済ませず、

38〜40度程度のぬるめのお湯に

10〜15分浸かることで、

汗をかく習慣づくりにつながります。

3.外の暑さに少しずつ慣れる

日中に短時間でも外気に触れ、

急激ではなく徐々に体を慣らしていくことも

大切です。

暑熱順化は熱中症対策として有効ですが、

それだけで安心はできません。

・こまめな水分・塩分補給

・エアコンの適切な使用

・無理をしない休息

こうした基本的な対策を組み合わせることが

重要です。

今年の夏も厳しい暑さが予想されています。

熱中症を防ぐためにも、

今のうちから「暑さに慣れる準備」を

始めてみてはいかがでしょうか。