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皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
ゆうちょ銀行が2026年度に、預金者向けの「デジタル通貨」を発行する
とのニュースがありました。
デジタル通貨は、
*金融商品の決済に使える
*将来的には自治体の補助金の迅速な支給手段としても活用できる
といった可能性が示されています。
これまで証券口座で購入したデジタル証券は、引き渡しや資金決済に
2日ほどかかるのが一般的でしたが、デジタル通貨を使えば即時決済が可能になりま
す。
投資家にとっては大きな利便性向上といえるでしょう。
世の中ではキャッシュレス化がますます進むと予想されます。
確かにQR決済やタッチ決済は日常的になってきました。
しかし一方で、タンス預金など現金での保有高も増えているという分析もあり、
現金志向の根強さも見えてきます。
2024年7月、日銀は新紙幣の発行を始めましたが、以前より新紙幣に切り替わらず
高額券の発行残高が増えてきているそうです。
日銀はこの状況を
「タンス預金を含む取引以外の目的による保有が増えていた可能性を示唆している」
と分析しています。
デジタル通貨は現物がない通貨であるため、安心して使うためには、
*セキュリティの強化
*制度の整備
*トラブル時の補償ルール
といった環境づくりが大切です。
私たちの生活にどう関わってくるのか、まだ読めないところも多いですが、
動きは注視したいと思います。