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皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
地方の私立大学が公立化したことで、
卒業生の地元就職率が低下したことが
文部科学省のまとめで分かりました。
2009年から2023年度までに
私立の12校が公立大に生まれ変わりました。
公立化のメリットとしては、
学費減による志願者の増加や、
大学が存続することで地域の活性化に
つながる点が挙げられます。
一方で、学校経営が自治体に与える影響や、
地元出身の学生が減ったことで
地域就職率が下がり、
地元の人材育成という役割が弱まる
といった課題もあります。
少子化が進む中、大学の経営環境は
一層厳しくなっています。
若い人材をどう地域に根付かせていくかが
今後の大きな課題です。
大学の歴史や伝統を守ること自体が
難しい時代ですが、
学校が「生き残り」を迫られる中でも、
媚びないその学校らしさを残してほしい
と感じます。