オフィシャルブログ

公立化する地方の私大

Share on Facebook
LINEで送る

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。 

地方の私立大学が公立化したことで、

卒業生の地元就職率が低下したことが

文部科学省のまとめで分かりました。

2009年から2023年度までに

私立の12校が公立大に生まれ変わりました。

公立化のメリットとしては、

学費減による志願者の増加や、

大学が存続することで地域の活性化に

つながる点が挙げられます。

一方で、学校経営が自治体に与える影響や、

地元出身の学生が減ったことで

地域就職率が下がり、

地元の人材育成という役割が弱まる

といった課題もあります。

少子化が進む中、大学の経営環境は

一層厳しくなっています。

若い人材をどう地域に根付かせていくかが

今後の大きな課題です。

大学の歴史や伝統を守ること自体が

難しい時代ですが、

学校が「生き残り」を迫られる中でも、

媚びないその学校らしさを残してほしい

と感じます。