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皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
対話型AIを相手にアイデアをぶつけたり、
愚痴を言ったりする人が増えているそうです。
電通の調査では、対話型AI利用者の64.9%が
感情を共有できると答えました。
親友や母親とほぼ同じ割合というのは、なかなか衝撃的な数字です。
24時間いつでも対話でき、応対の自然さから感情移入する人もいます。
AIが日常に溶け込み始める中、欧米では過度な依存が社会問題になりつつあります。
人間がAIの回答に人間味や知性を感じ感情を移入してしまう現象は、
1960年代の対話型プログラムの名前からイライザ効果と言われています。
AIの使い方を理解していれば、良き相談相手として活用の可能性が広がりますが、
孤独や不安を抱える人や社会に怒りを感じている人は依存しやすく、
人と話す機会が減ってひきこもりを助長する恐れがあるそうです。
判断を誤ったり、孤独を深めたりするリスクの周知と対策が今後求められます。
腹を割って話せる人間の相手がいなくなる社会…。
ちょっと想像しただけで、不気味さを覚えます。
個人的には、人間らしさを残しながら、
新しい技術もうまく取り入れていける社会であってほしいと思っています。