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皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
ゴールデンウィークが終わるこの時期、
「なんとなく不安」
「仕事のことを考えると眠れない」
「気持ちが落ち着かない」と感じる人が増える傾向があります。
実際、2025年に内閣府が公表した「国民生活に関する世論調査」では、
日常生活で悩みや不安を感じている人は約78%に達しました。
不安を感じること自体は誰にでもあります。
しかし、その不安が慢性的に続き、生活に支障が出る場合、
「全般不安症(全般性不安障害:GAD)」という病気が
隠れていることがあります。
全般不安症は、仕事、健康、人間関係、お金、家族など、
日常のさまざまな出来事に対して、
過度な不安や心配が長期間続く精神疾患です。
単なる「心配性」とは異なり、
「常に最悪の事態を想像してしまう」、「不安が頭から離れない」、
「気持ちを切り替えられない」といった状態が続きます。
こんな症状はありませんか?
精神的な症状
・些細なことでも強く不安になる
・常に緊張している
・イライラしやすい
・集中できない
・決断ができない
身体的な症状
・寝つきが悪い、眠りが浅い
・動悸や息苦しさ
・めまい、倦怠感
・肩こりや頭痛
・胃痛や腹痛、下痢
特に連休明けは、
生活リズムの乱れや仕事へのプレッシャーから、
不安症状が強く出やすい時期ともいわれています。
最近では、薬だけでなく「認知行動療法(CBT)」にも
注目が集まっています。
認知行動療法とは、
不安の背景にある「思考のクセ」に気づき、
少しずつ考え方を柔軟にしていく治療法です。
たとえば、
・「失敗したら終わりだ」
・「完璧にやらなければならない」
・「悪い結果になるに違いない」
といった極端な考え方を見直していきます。
不安をゼロにするのではなく、
「不安とうまく付き合う力」
を身につけていく方法ともいえます。
不安が強いときは、まず身体を休ませることも大切です。
・規則正しい睡眠
・深呼吸やストレッチ
・軽いウォーキング
・カフェインやアルコールを控える
・一人で抱え込まず相談する
こうした小さな積み重ねが、心の安定につながります。
全般不安症は、責任感が強く、真面目で、
周囲に気を遣う人ほど陥りやすいともいわれています。
・眠れない
・常に不安で落ち着かない
・仕事や家事に集中できない
・食欲がない
・外出がつらい
こうした状態が続く場合は、心療内科への相談も
大切です。
不安は「気の持ちよう」だけでは
解決できないことがあります。
一人で抱え込まず、早めに専門家へ相談することが
回復への第一歩になります。
連休明けの今こそ、自分の「考え方のクセ」や
心の疲れに目を向けてみてはいかがでしょうか。