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皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
国内最大のテーマパーク、東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)が
1月、累計入場者数9億人を突破しました。
日本人1人あたり平均7〜8回来園している計算となり、
まさに国民的レジャー施設といえます。
1983年の開園当初、入場料は大人3900円でした。
現在の価格(7900円〜1万900円)と比べると半分以下の水準です。
当時のディズニーランドは、
「大人も子どもの気分になれる夢と魔法の王国」
というコンセプトのもと、家族連れだけでなくカップル客も多く訪れる、
「誰にとっても身近な夢の場所」でした。
その後、入場者数とチケット料金は緩やかに増加しましたが、
2010年代に入ると価格改定のペースが加速し、
家族で訪れる際の負担が大きくなっていきました。
一方で、友達同士で訪れる利用スタイルや、
好きなキャラクターを目的に来園する「推し活的な楽しみ方」が
広がっていきます。
2020年のコロナ禍では来場者数が大幅に減少し、
運営会社のオリエンタルランドは営業赤字へと転落しました。
これを契機に、同社は「来場者数を増やす」モデルから、
「客単価を重視する」収益構造へと転換します。
2021年には変動価格制を導入し、
2022年にはアトラクションの優先搭乗権の有料販売を開始。
こうした施策により、客単価は2018年度から約5割増え、
2024年度には1万7833円に達しました。
結果として、オリエンタルランドの営業利益は
2年連続で過去最高益を更新しています。
東京ディズニーリゾートは、かつて「誰もが訪れたい夢の場所」でしたが、
現在は「ディズニーを深く愛するファンが集う特別な場所」へと
変わりつつあるように感じられます。
企業として持続的に成長するために、
価格戦略を見直すことは自然な流れです。
一方で、家族連れが気軽に訪れにくくなったという声もあり、
時代の変化とともにテーマパークの役割も
変わってきているのかもしれません。