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日別アーカイブ: 2025年7月8日

メタバース

皆様こんにちは

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

暑い日が続きますが、熱中症にご注意ください。

今日は仮想空間(メタバース)について、今どこまで進化しているかご紹介します。

「メタバース」についてなじみのない方もいらっしゃると思います。

「メタバース」とは、コンピュータの中に構築された3次元の仮想空間やそのサービ
スのことを指します。

【銀行が仮想空間へ進出】

2025年7月、三菱UFJ銀行は「三菱UFJ銀行メタバース」を公開したと発表しました。

仮想空間の中で、アバター化された行員と話しながら、お金に関する相談ができると
いうサービスです。

銀行というリアルな場が、仮想空間へと進出したことに、多くの注目が集まっていま
す。

これは、働き方の多様化や、遠隔地に住む方、高齢者や体が不自由な方でも気軽に相
談できるようにするという、社会的な意義も大きい取り組みです。

【亡くなった人と“会話”できるAI技術も登場】

一方、最近では「AIに故人の情報を学習させ、対話ができるようにする技術」も、世
界各地で開発が進んでいます。

話し方、しぐさ、性格までもデータから再現され、仮想空間の中で「もう一度会え
る」そうです。

【お墓も仮想空間へ。メタバース墓地の時代】

さらに近年では、「メタバース霊園」や「仮想供養空間」も登場しています。

物理的な墓地を持たない方や、遠方に住んでいてなかなかお墓参りができない方が、
仮想空間上で手を合わせたり、花を手向けたりできるサービスです。

宗教や供養の形が多様化する中で、新しい“想いの届け方”が模索されています。

技術の進歩とともに、私たちの生活の身近なものとなりつつあります。

私自身、新しいつながりのかたちにまだ抵抗があります。

映画で見た世界が現実のものとなっていくのを感じます。