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日別アーカイブ: 2026年5月22日

過去最高を更新した大学費用

皆様こんにちは
奈良市富雄の行政書士 松岡です。

2025年度の私立大学「受験〜入学費用」は、

首都圏の下宿生で約235万円、

自宅生でも約165万円となり、

9年連続で過去最高を更新しました。

背景には、学費だけでなく、

家賃・生活用品・交通費などの

物価高があります。

特に一人暮らしの負担は重く、

学生の1日あたりの生活費は660円程度まで

切り詰められているといいます。

かつては「貧しくても勉強で這い上がる」

という“苦学生”のイメージがありました。

アルバイトや奨学金で大学へ進む若者を

社会が応援する空気もありました。

しかし現在は、個人の努力だけでは

追いつかない「構造的な負担」へ

変わりつつあります。

海外でも学生ローンは一般的ですが、

例えばアメリカ合衆国は

卒業後の高収入が期待され、

ドイツなど欧州には学費無償に近い国も

あります。

一方、日本は「学費負担は重いのに、

公的支援は限定的」という中途半端な構造が

指摘されています。

「勉強すれば未来が開ける」という社会を

維持できるのか。

大学費用の高騰は、単なる家計の問題では

なく、日本の教育や格差のあり方そのものを

問いかけているのかもしれません。