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日別アーカイブ: 2026年7月6日

日本と韓国で進む「多死社会」

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

近年、日本では「多死社会」という言葉を

耳にする機会が増えています。

2025年の年間死亡者数は約159万人に達し、

当初の予測よりも5年以上早いペースで

多死社会が進んでいるといわれています。

高齢化に加え、新型コロナウイルスの影響なども重なり、

火葬場の混雑や遺体の安置場所の不足など、

社会インフラへの負担も大きな課題となっています。

一方で、この問題は日本だけではありません。

韓国では2020年に死亡者数が出生数を上回る

「デッドクロス」を迎え、

その後も人口の自然減少が続いています。

さらに、2024年には高齢化率20%を超え、

超高齢社会へ前倒しで突入しました。

年間死亡者数は日本より少ないものの、

高齢化の進行スピードは日本以上ともいわれています。

また、韓国は合計特殊出生率が

世界でも最低水準である0.7台と極めて低く、

「子どもが少ない一方で亡くなる人が急増する」という状況が、

日本以上の勢いで進んでいます。

将来的には2044年頃に高齢者比率が約36.7%となり、

日本を上回る世界有数の高齢化社会になると

予測されています。

両国に共通しているのは、

・高齢化によって死亡者数が増え続けていること


・少子化によって人口減少が加速していること


・家族葬や直葬など、小規模な葬儀が増えていること


・高齢者の一人暮らしや身寄りのない方が増えていること

といった点です。

「亡くなった後」の問題だけではなく、

「亡くなる前にどのような準備をしておくか」が、

これまで以上に重要な時代になっています。

多死社会では、相続や遺言だけでなく、

終活全体を考える必要があります。

例えば

・遺言書の作成サポート


・任意後見契約や見守り契約の準備


・死後事務委任契約の相談


・家族への想いを残すエンディングノートの作成支援


・各種手続きに関するアドバイス

など、生前から準備できることは数多くあります。

多死社会は避けることのできない現実ですが、

事前の準備によって本人やご家族の負担を

大きく減らすことができます。

「まだ早い」と思っているうちに時間は

過ぎてしまいます。

だからこそ、元気な今だからこそできる備えについて、

一度考えてみてはいかがでしょうか。