-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー

皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
私たちが普段何気なく見ている時計の時刻は、
実は地球の自転と原子時計とのずれを調整するために、
「うるう秒」という仕組みによって修正されています。
これまでは、地球の自転による時刻のずれが
0.9秒以内に収まるよう、
必要に応じて1秒を加えるなどの調整が行われてきました。
しかし近年、この「たった1秒」の調整が
大きな問題を引き起こす可能性が指摘されています。
実際に過去には、うるう秒への対応が原因とされる
システム障害が発生し、
航空会社の予約システムや大手IT企業のサービスに
影響が出たこともありました。
さらに最近では、地球の自転速度が
一時的に速まる現象が観測されており、
将来的にはこれまでに例のない
「負のうるう秒(1秒を減らす調整)」が
必要になる可能性も指摘されています。
もし実施されれば、多くのソフトウェアが
想定していない事態となり、
大規模なシステム障害に
つながる恐れがあると懸念されています。
こうした背景から、国際的には「うるう秒」をやめ、
最大1時間程度のずれを許容する
「うるう時間」への移行が議論されています。
導入されれば、頻繁な時刻調整が不要となり、
ITシステムの安定性向上が期待されています。
学生時代に理科で学んだ地球の動きと
最先端の情報技術が結び付いていることに、
改めて科学と社会のつながりの面白さを感じた話題でした。