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皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
次期学習指導要領の論点整理案によると、画一的な進度を重視する
従来の教育方法から、生徒一人ひとりの理解度や学習速度に応じた
柔軟な進行を可能にする制度を取り入れようとする動きが出ています。
学習指導要領は10年に一度改訂される、小中高などににおける
教育の基準で、次の改訂は2030年度ごろから
順次実施される見通しになっています。
今回の主な改訂
*特異なな才能をもち「ギフテッド」と呼ばれる子について、
個別のカリキュラムを編成
*不登校や日本語教育が必要な場合について個別カリキュラムや
支援を提供
*ある教科の数を削った上で他の教科に上乗せする「調整授業時数制度」
の運用
対象者についての選別の基準や特性に応じた指導や支援ができる環境作り
など、課題があります。
これからの教員には、時には外部組織の協力を得ながらもカリキュラムを
作っていく力量が求められます。
一人一人の才能や個性を伸ばす教育が重視されるなかで、
学校がどう変わっていくのか、今後見守りたいと思います。