
皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
人手不足をAIで補う流れが、
ここ数年で一気に進んできました。
これまでは
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)対応によって、
ITエンジニアは「不足する職種」の代表格とされてきました。
しかし今、その状況にも変化が見え始めています。
AIの進化により、
プログラムのコード生成などの「定型的な作業」では、
AIに任せられる場面が増えてきました。
実際に、日本経済新聞の調査では、
人手不足への対策として約6割の企業が
「生成AIの活用」と答えています。
一方で、別の課題も浮き彫りになっています。
それが「AIでは代替しにくい仕事」の人手不足です。
・技術・設計分野の人手不足感は46.6%(大幅上昇)
・店舗や建設、生産現場などの作業者も27.2%(大きく増加)
つまり、ITの世界では余裕が出始めている一方で、
現場や専門技術を持つ「ブルーワーカー」の不足が
目立ってきているのです。
さらに、経済産業省の試算では、2040年には働く人が
約400万人減少するとされています。
その中で、
・事務職は約437万人が余剰
・専門職・現業職は約441万人が不足
と、大きな「ズレ」が生まれる見込みです。
この問題の本質は「人が足りない」というよりも、
「人の配置が合っていない」ことにあるのかもしれません。
だからこそ今後重要になるのが「労働力の移動」です。
単なるリスキリング(学び直し)だけでなく、
・転職しても不利にならない制度
・新しい仕事に挑戦しやすい環境
こういった仕組みづくりが求められています。
時代の変化はとても早く、
少し前の常識が通用しない時代になりました。
これからは、
「今ある仕事」ではなく
「これからも必要とされる仕事」を考えて動くことが大切です。
AIにできることはAIに任せる。
そのうえで、人にしかできない価値をどう高めていくか。
これが、これからの働き方の大きなテーマになりそうです。