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日別アーカイブ: 2026年4月15日

広がる推し活の効果

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

歌手やスポーツ選手など、

誰かを応援する「推し活」がいま大きな広がりを見せています。

その市場規模は、関連分野も含めて約3.8兆円。

もはや一部の趣味ではなく、

日本の消費を支える大きな柱の一つになっています。

これまで推し活は、

10〜20代の若い世代が中心と考えられてきました。

しかし最近では、

中高年層の参加が大きく増えているのが特徴です。

昭和の「追っかけ」や平成の「オタク文化」は、

どちらかというと自分が楽しむための側面が強いものでした。

一方、現代の推し活は少し違い、

「推しを応援する」という目的が中心です。

・ライブに行く

・公式グッズを買う

・プレゼントを贈る

・コラボ商品を購入する

こうした行動すべてが、「推しの力になりたい」

という気持ちから生まれています。

この変化が、結果的に消費単価の上昇にも

つながっています。

特に注目されているのが中高年層です。

中高年層の消費を取り巻く背景には

・物価高の影響を受けにくい

・自由に使えるお金が増えている

・時間的な余裕がある

といった特徴があります。

実際、60代では「物価高が推し活に影響しない」と

答えた人が7割以上というデータもあります。

さらに、

子育てが一段落

新しい楽しみや生きがいを探している

といった方も多く、推し活への関心が高まっています。

中高年の参入により、推し活の内容も進化しています。

例えば、

・駅や街頭ビジョンに広告を出す「センイル広告」

・遠征や旅行を兼ねたライブ参加

・高額な限定グッズや体験型サービス

など。

これまで数千円〜1万円程度だった支出が、

数十万円規模の消費に広がるケースも増えています。

推し活の魅力は、お金を使うことだけではありません。

・同じ推しを持つ仲間との出会い

・ライブやイベントでの一体感

・日々の楽しみや生きがい  

特に中高年にとっては、

新しいコミュニティの形成や

心の充実や健康面への好影響

といった大きな価値があります。

実際に、推し活をしている人の約半数が

「誰かと一緒に活動している」

というデータもあり、人とのつながりを生んでいます。

推し活のもう一つの大きなポイントは、

前向きなお金の使い方であること。

義務的な支出ではなく、「好き」「応援したい」

という気持ちから生まれる消費は、

・ライブ・イベント業界

・グッズ制作

・観光・交通

・飲食・宿泊

など、幅広い分野に波及します。

つまり推し活は、人を元気にしながら、

経済も元気にする消費といえます。

少子高齢化が進む中で、

中高年の消費はますます重要になっていきます。

その中で推し活は、

・生きがいを生む

・人とのつながりを作る

・経済を回す

という、非常にバランスの良い役割を持っています。

推し活は単なるブームではなく、

「心の豊かさ」と「経済の活性化」を同時に生む

新しい消費の形です。

これからの時代、「誰かを応援する気持ち」が

社会を元気にしていくのかもしれません。