オフィシャルブログ

マンションの共連れ侵入

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

マンションで住人が鍵を開けた瞬間に、

後ろから部外者が一緒に侵入する「共連れ(ともづれ)」被害が

増えているそうです。

少し前にも痛ましい事件がありました。

住人を装って背後について来られると、不審者と気づきにくいため

注意が必要です。

専門家も「住人と管理会社の双方で防犯意識を高める必要がある」と

指摘しています。

パナソニックが4月、オートロック付きマンションに住む20〜60代の

男女800人に行った調査では、26%の人が

「見覚えのない人物が解錠と同時に入ってきた経験がある」

と回答しました。

4人に1人が経験していると考えると、決して他人事ではありません。

共連れを完全に防ぐのは難しいのが現実です。

マンションは住人同士が面識のないことも多く、

同じタイミングで出入りするのは日常的にあることです。

そのため警戒心を持ちにくいという弱点があります。

【住人ができる共連れ対策】

・背後に人がついてきたら、いったん先に入ってもらう・譲る

・防犯カメラや管理人室に目線を向ける(抑止効果)

・エレベーターでは非常ボタンの近くに立つ習慣をつける

ちょっとした行動ですが、こうした工夫で被害を抑える効果が期待できます。

【管理組合・管理会社ができる対策】

マンション全体の取り組みも重要です。

・防犯カメラを「目立たせる」設置に変更する

・エントランスを外部から見えやすい構造にする

・自治体の不審者情報を住人に共有し、注意喚起する

・掲示板・アプリでの定期的な防犯情報配信

設備と運用の両面で、住人が安心できる環境をつくることが

求められます。

「自分は大丈夫」と思ってしまいがちですが、

共連れは日常のわずかな油断につけ込んで起こります。

日頃から対策を意識し、管理会社と住人が協力して

安全な住環境をつくっていきたいですね。