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日別アーカイブ: 2026年6月11日

「家族制度」と「現代社会」のミスマッチ

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

家族のあり方が多様化する中で、

日本では夫婦同姓制度、

韓国では夫婦別姓制度をめぐる議論が

続いています。

一見すると正反対の制度を持つ両国ですが、

実は共通した課題を抱えています。

韓国では、儒教の影響から

「親から受け継いだ姓は変えない」

という考えが根付いており、

結婚しても夫婦はそれぞれの姓を名乗る夫婦別姓が

伝統となっています。

しかし一方で、子どもは父親の姓を継ぐのが一般的であり、

父系中心の家族観が現在も色濃く残っています。

近年は女性の社会進出や核家族化が進み、

育児や介護において母方の家族が

大きな役割を果たす家庭も増えています。

そのため、伝統的な父系家族制度と

現代の家族の実態との間にズレが生じていることが

指摘されています。

法律上は子どもに母親の姓を与えることも可能ですが、

実際の利用は少なく、

慣習の壁は依然として高いようです。

一方、日本では夫婦同姓が法律で定められており、

結婚時にはどちらか一方が改姓しなければなりません。

しかし共働き世帯の増加や価値観の多様化により、

改姓に伴う手続き負担や仕事上の不便さなどが

議論されています。

制度は異なっていても、韓国も日本も共通しているのは、

長年続いてきた家族制度や伝統と、

現代のライフスタイルとの間に

ギャップが生まれていることです。

家族の形が変化する中で、伝統を大切にしながらも、

時代に合った制度をどのように築いていくのか。

両国の議論は、これからの家族のあり方を考える上で

興味深いテーマといえるでしょう。