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皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
硬貨の「価値」が高まっています。
主原料となる銅の価格が最高値圏で推移しているため、
市場価格をもとに試算すると、5円玉は原料の時価が額面価格を上回り、
10円玉も9割弱に達しているといいます。
硬貨は財務省所管の造幣局が製造しています。
種類ごとに原料は異なりますが、銅や亜鉛、アルミニウム、ニッケルなどの
非鉄金属が用いられています。
材料費は、偽造を助長するおそれがあるとして公表されていません。
米国では11月、高コストを理由に1セント硬貨の製造を終了しました。
電子決済の普及により、現金決済の重要性が年々低下していることも
背景にあるとみられます。
電子決済手段が日々進化するなかで、硬貨のあり方そのものが問われつつあります。
もっとも、財務省は「キャッシュレス決済の利用が困難な人の
決済手段としても必要であり、流通用の貨幣製造をやめることは考えていない」
としています。また、硬貨の製造には回収された摩耗硬貨も再利用されている
とのことです。
ただし、発行を取り巻く環境は大きく変化しています。
実際に、1円玉は2016年度、5円玉は2021年度以降、
流通用硬貨の製造が行われていません。
キャッシュレス化が進む中で、硬貨をどのように位置づけていくのか。
今後、社会全体で避けて通れない議論になっていくように思われます。