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日別アーカイブ: 2025年12月24日

硬貨の価値

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

硬貨の「価値」が高まっています。

主原料となる銅の価格が最高値圏で推移しているため、

市場価格をもとに試算すると、5円玉は原料の時価が額面価格を上回り、

10円玉も9割弱に達しているといいます。

硬貨は財務省所管の造幣局が製造しています。

種類ごとに原料は異なりますが、銅や亜鉛、アルミニウム、ニッケルなどの

非鉄金属が用いられています。

材料費は、偽造を助長するおそれがあるとして公表されていません。

米国では11月、高コストを理由に1セント硬貨の製造を終了しました。

電子決済の普及により、現金決済の重要性が年々低下していることも

背景にあるとみられます。

電子決済手段が日々進化するなかで、硬貨のあり方そのものが問われつつあります。

もっとも、財務省は「キャッシュレス決済の利用が困難な人の

決済手段としても必要であり、流通用の貨幣製造をやめることは考えていない」

としています。また、硬貨の製造には回収された摩耗硬貨も再利用されている

とのことです。

ただし、発行を取り巻く環境は大きく変化しています。

実際に、1円玉は2016年度、5円玉は2021年度以降、

流通用硬貨の製造が行われていません。

キャッシュレス化が進む中で、硬貨をどのように位置づけていくのか。

今後、社会全体で避けて通れない議論になっていくように思われます。