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皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
地方財政の余力が、じわじわと縮小しています。
都道府県の2026年度当初予算案によると、
人件費や扶助費などの義務的経費は前年から
1兆1000億円増加しました。
一方、税収は38都道府県で増えるものの、
増加分の過半は東京都によるものです。
全国ベースでは約9000億円の増収にとどまり、
多くの地域で固定費の増加を補いきれていません。
歳出は42都道府県で前年を上回り、
22都府県は過去最大規模となりました。
人件費は13兆7276億円と前年比7%増。
全都道府県が給与引き上げ勧告を受け、
3%以上の増額を求められた自治体も32にのぼります。
さらに、社会保障費を中心とする義務的経費は1兆1034億円増え、
一般会計で22兆9843億円(前年比5%増)となりました。
こうした状況のなか、
多くの自治体が財政調整基金の取り崩しに動いています。
2026年度末には34道府県で基金が減少する見通しです。
税収が増えても安心できない構造。
地域経済を成長させる施策を進めながら、
必要な政策を見極めて歳出を抑える取り組みが、
いま一層求められています。