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日別アーカイブ: 2026年3月11日

自転車と歩行者の事故が増加 4月から「青切符」もスタート

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

自転車と歩行者の事故が増えています。

2025年は全国でおよそ3200件発生し、

統計のある2006年以降で最多となりました。

事故のほとんど(99.9%)で

自転車側に何らかの法令違反があったとされ、

歩行者優先エリアでのトラブルも目立っています。

こうした状況を受け、2026年4月から自転車の交通違反に対して

「青切符(交通反則切符)」を交付する制度が始まります。

対象は16歳以上です。

【青切符の対象となる違反は?】

信号無視、2人乗り、夜間の無灯火、一時不停止など、

対象は113種類にのぼります。

ただし、4月1日からすべてが即反則金というわけでは

ありません。

基本的にはこれまで通り「指導警告」が中心で、

「悪質・危険」と判断された場合に青切符が交付されると

されています。

しかし、例外もあります。

・スマートフォンなどを使用する「ながら運転」は

反則金1万2千円

・遮断踏切への立ち入りは7千円

・ブレーキ不良などの制動装置不良は5千円

これらは特に危険性が高いため、厳しく対応されます。

【「自転車は車道」が原則  でも不安も】

道路交通法では、自転車は原則として車道通行です。

しかし、実際に車道を走るとなると「怖い」と

感じる人も多いのではないでしょうか。

自転車専用レーンがあっても、

駐車車両でふさがれていることも少なくありません。

その場合、どうすればよいのでしょうか。

道路交通法では「著しく自動車の交通量が多い場合」などは

例外として歩道通行が認められています。

もし警察官に声をかけられても、

事情を説明することが大切です。

ただし注意したいのは「歩道への入り方」です。

歩行者の通行を妨げたり、徐行を怠ったりすれば

違反となる可能性があります。

歩行者が多い場所では、自転車を降りて押して歩くのも

一つの方法です。

自転車は、すぐに降りられる乗り物です。

これまで「自転車は歩道を走るもの」と思い込んでいた人も

多いかもしれません。

しかし事故が増えている今、

ルールの再確認と意識の見直しが求められています。

青切符制度の導入は、罰することが目的ではなく、

事故を減らすための取り組みです。

自分自身を守るため、そして歩行者を守るためにも、

もう一度交通ルールを確認してみませんか。