
皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
お盆でお出かけの方もいらっしゃったと思いますが、
お疲れは出ていませんでしょうか?
今日からまた、お付き合いいただければと思います。
人手不足が深刻になる中、
企業の設備投資にも新たな課題が生まれています。
経済財政白書などでは、設備を導入したものの、
人手不足などを理由に十分に稼働できない「眠る設備」
を抱える企業が少なくないことが指摘されています。
せっかく生産性を高めるために設備を導入しても、
操作できる人がいない、
特定の熟練者に頼らなければならないといった状況では、
設備の能力を十分に引き出すことができません。
つまり、これからの設備投資では、「何を買うか」だけでなく、
「誰が、どのように使うのか」まで考えることが重要になっています。
例えば、AIやデジタル技術を活用して作業を自動化したり、
設備の操作や業務手順を標準化したりすることで、
少ない人数でも仕事を回せるようにする。
設備と同時に、人材育成や業務の見直しまで行うことで、
初めて投資の効果を十分に引き出すことができます。
だからこそ、これからの設備投資は、
単に「生産能力を高めるための投資」ではなく、
「人手不足を解決するための投資」
という視点が重要なのではないでしょうか。
「人が足りないから設備投資を控える」のではなく、
「人が足りないからこそ、少ない人数で仕事を回せる設備に投資する」。
そして、その設備を活かすために、
人の配置や仕事の進め方も変えていく。
人手不足の時代には、「人」と「設備」を別々に考えるのではなく、
一体として整備することが、
企業の成長投資に求められているのだと思います。