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皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
「Z世代はモノを買わない」
そんな言葉をよく耳にしますが、実態は少し違います。
正しくは、
「価値が低いと感じたものは買わない」世代です。
むしろ彼らは、欲しいもの自体はしっかり持っています。
ただし、衝動では動かず、納得できるまで徹底的に考える。
いわば今は、
「慎重に選ぶ消費の時代」に入っていると言えます。
【裏にある5つの心理】
1.失敗したくないという強い意識
Z世代は「買って後悔すること」を極端に避けます。
口コミ・レビュー・SNSの評判を細かくチェックし、
「これは間違いない」と確信してから購入する傾向があります。
2.モノより「意味」や「体験」を重視
単に所有するだけでは満足しません。
*コト(体験)
*イミ(社会的価値やストーリー)
*エモ(感情的な満足)
こうした要素があるかどうかが、購入の判断軸になります。
3.あえて「手間」や「レトロ」を楽しむ
便利すぎる時代だからこそ、
不便さやプロセスそのものを楽しむ傾向があります。
例えば、
*フィルムカメラ
*手作り
*アナログ体験
など、「過程」も価値の一部です。
4. SNS中心の購買行動(ソーシャルコマース)
検索はGoogleではなく、
*TikTok
などのSNSが起点。
一方で、自分の興味に合わない広告は
スルーする傾向があります。
5.ブランドの「ストーリー」で選ぶ
スペックや価格だけでは動きません。
*なぜこの商品が生まれたのか
*どんな想いがあるのか
*社会にどんな価値をもたらすのか
こうした「共感できる背景」が重要になります。
行動も大きく変わっています。
1.SNSで探す
「#(ハッシュタグ)」検索でリアルな口コミを収集
2. 店舗は「買う場所」ではなく「確認する場所」
実店舗では、手に取ったり写真を撮ったり比較をしたりする。
その後、オンラインで購入するケースが増えています
(ショールーミング)。
3.「それっぽさ」で楽しむ
高価なブランドでなくても、
「雰囲気が似ている」「自分らしく使える」
そんなアイテムで満足する傾向もあります。
Z世代は、「買わない」のではなく
「買うタイミングを待っている」状態が多いと言えます。
気になる商品は保存し、比較を続け、きっかけがあれば一気に購入。
つまり、購入直前で止まっている人が多いようです。
これから重要になるのは、
「安さ」ではなく納得感です。
値引きだけでは響かない
「2点で10%OFF」よりも、
「なぜその商品が良いのか」が重要です。
作り手の想い、開発背景、社会的意義といった
共感できるストーリーを伝えることが購買の後押しになります。
「自分が納得できるかどうか」を何より重視する世代です。
だからこそ企業側に求められるのは、
「売ること」ではなく
「買う理由を一緒に作ること」なのかもしれません。