
皆様こんにちは。
奈良市富雄の行政書士 松岡です。
乳幼児を中心に感染する「手足口病」の流行が
全国で拡大しています。
7月5日までの1週間では、全国の患者数が
1医療機関あたり7.03人となり、
前年同期の約13倍に増加しました。
27都府県では警報レベルに達しており、
今後も十分な注意が必要です。
手足口病は、主に夏に流行するウイルス性の感染症で、
口の中や手足に水ぶくれを伴う発疹が現れます。
多くは軽症で自然に回復しますが、
まれに髄膜炎などの重い合併症を起こすこともあります。
感染は、保育園や幼稚園などの集団生活で広がりやすく、
発疹や便に触れることによる接触感染、
咳やくしゃみによる飛沫感染、
そして便から排出されたウイルスによる糞口感染が主な経路です。
特に症状が治まった後もしばらく便からウイルスが排出されるため、
おむつ交換後の手洗いは非常に重要です。
予防の基本は、石けんによるこまめな手洗い、
タオルの共用を避けること、排泄物を適切に処理することです。
地域ごとの流行状況については、
お住まいの自治体のホームページなどで確認しておくと安心です。
「子どもの病気」というイメージがありますが、
大人にも感染します。特に子どもの看病をする保護者は
家庭内で感染するケースが少なくありません。
大人は38〜39℃の高熱や強い倦怠感、激しい喉の痛み、
手足の強い痛みなど、子どもより症状が重くなることがあるため
注意が必要です。
水分が取れないほど口の痛みが強い場合や、高熱が続く場合、
頭痛や嘔吐、意識がぼんやりするといった症状がある場合は、
早めに医療機関を受診しましょう。
毎日のように熱中症による救急搬送のニュースを
目にする季節ですが、暑さで疲れがたまり、
睡眠不足や食欲低下が続くと、免疫力も低下しやすくなります。
その結果、手足口病をはじめとしたさまざまな感染症に
かかるリスクも高まります。
暑さ対策だけでなく、十分な睡眠や栄養、水分補給を心掛け、
体調の変化を見逃さないことも大切です。
毎日を健康に過ごすためにも、無理をせず、
自分や家族の身体からのサインに
しっかり目を向けていきたいですね。