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日別アーカイブ: 2026年7月29日

医療費を減らす取り組み

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

関西2府4県で医療費を抑える取り組みが進んでいます。

日本生命が2023年度時点の医療費を集計したところ、

性別や年齢構成を同じ条件で比較した場合、

奈良県は全国比88.7%と

関西で最も医療費を抑えていることが分かりました。

住民1人当たりの医療費は約39万8,000円で、

全国を約1割下回っています。

奈良県では、病院ごとの役割を整理・集約し、

地域全体で効率よく医療を提供できる体制づくりを進めています。

また、国民健康保険の運営を県全体で管理し、

医療費の適正化にも力を入れています。

一方、京都府でも予防を重視した取り組みが

成果を上げています。

与謝野町では地元食材を活用した学校給食や食育、

朝食を食べる習慣づくりを推進し、

京丹後市では長寿地域として培われた

健康づくりの知恵を地域全体に生かしています。

さらに全国では、歩数や健康診断の受診に応じてポイントを付与する

「健康ポイント制度」を導入する自治体も増えています。

住民が楽しみながら健康づくりに取り組める仕組みが、

医療費の抑制にもつながっています。

もちろん、病院や行政の工夫は大切ですが、

医療費を減らす最も理想的な方法は

一人ひとりが健康的な生活を送ることではないでしょうか。

適度な運動、バランスの良い食事、十分な睡眠、

そして定期的な健康診断。

こうした日々の積み重ねが、病気の予防だけでなく、

将来の医療費負担を軽くすることにもつながります。

高齢化が進む日本では、医療費の増加は避けられない課題です。

しかし、「医療費を削る」という発想ではなく、

「健康な人を増やす」という視点に立てば

本人にとっても社会にとっても大きなメリットがあります。

行政の取り組みと私たち一人ひとりの心掛けが両輪となって、

健康寿命の延伸と持続可能な医療制度につながっていくことを

期待したいですね。