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日別アーカイブ: 2026年7月31日

広がる「ギルティ消費」

皆様こんにちは。

奈良市富雄の行政書士 松岡です。

健康のためには控えた方がいい。節約もしなければならない。

それでも「今日だけは」と、大盛りのラーメンや濃厚なスイーツを楽しむ。

そんな「ギルティ(罪悪感)消費」が広がっています。

ギルティ消費とは、健康やダイエット、

節約のために本来は控えるべきと思いながらも、

あえて高カロリーな食事や少し贅沢な商品を楽しむ消費行動のことです。

バターやチーズをたっぷり使った料理、揚げ物が山盛りの弁当、

クリームたっぷりのスイーツなどが人気を集めています。

背景には、ストレス社会があります。

仕事や家事、人間関係などで日頃から我慢を重ねる人が多く、

手軽に気分転換できる「小さなぜいたく」が

求められるようになりました。

また、一人で食事や買い物を楽しむ「ソロ活」の定着も、

自分へのご褒美を後押ししています。

興味深いのは、「ご褒美なのに罪悪感を感じる」という点です。

日本では昔から「我慢は美徳」「ぜいたくは控えるもの」

という考え方が根付いており、

自分を甘やかすことに少し後ろめたさを感じる人も少なくありません。

そのため、「背徳感」そのものが

商品の魅力として受け入れられるようになっています。

もちろん、食べ過ぎや浪費は健康や家計に影響を与えるため注意が必要です。

しかし、適度な息抜きや自分へのご褒美は、

ストレスを和らげ、心の健康を保つためにも大切な時間です。

「節約か、楽しみか」という二者択一ではなく、

普段は健康や家計を意識しながら、

ときには自分を労わる時間を持つことも

長く続けられる生活習慣につながるのではないでしょうか。

ギルティ消費の流行は、

単なる「高カロリー商品のブーム」ではありません。

物価高やストレス社会の中で、

限られたお金や時間でも満足感を得たいという現代人の心理を

映し出しています。

何でも我慢するのではなく、メリハリをつけて楽しむことが、

これからの豊かな暮らしの一つの形なのかもしれません。